初心者エンジニアのワークライフバランス

アラサーエンジニアの自分語りが誰かのお役に立てば幸い…

潰瘍性大腸炎 かかるお金編

潰瘍性大腸炎になって困っていることの1つに医療費がかかる、という点がある。

今回は私が保管している病院・薬局の領収書と診療明細書から

潰瘍性大腸炎になってどのくらいのお金をかけて健康を維持しているのかを書いていこうと思う。

 

※ 薬の説明サイトや保険制度に関するリンクを貼っていますが、この記事はアフィリエイトではないです。(というか薬のアフィリエイトってあるんですかね?)

 

【この記事で伝えたいこと】

〇 私は潰瘍性大腸炎寛解を維持するために薬を服用しており、

  定期通院の費用を合わせて1日当たり261円を支払っている。

〇 症状が再燃した際には検査費用(17,580円/回、事前準備費用含む)、入院費用(13,496円/日)や追加の薬の費用(31円)がかかった。

〇 実際には高額医療費制度や確定申告による医療費還付、医療保険全労済からの支給で自己負担額はもう少し小さい。

 

【薬代】

2022年8月現在、服用している薬は以下の通りである。

合計すると1日に493.93円の薬代がかかっているようである。

これに調剤技術料、薬学管理料が加わり、合計で1日当たり564円が薬代となっている。

実際は3割負担なので170円/1日で済んでいる。

健康保険という制度、ジェネリック薬品には感謝しないといけない。

 

〇 イムラン50mg:1錠/1日(免疫抑制剤) 97.5円/1錠

イムラン錠50mg - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)

〇 メサラジン徐放錠500mg:8錠/日(腸の抗炎症薬) 32.6円/1錠

メサラジン錠500mg「日医工」 - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)

〇 タケキャブ錠10mg:1錠/1日(胃薬) 105.3円/1錠

タケキャブ錠10mg - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)

〇 レバミパド錠100mg:2錠/1日(胃薬) 10.1円/1錠

レバミピド錠100mg「EMEC」 - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)

 

【通院費】

私は現在6週間に1度、血液検査と問診、薬をもらうために病院に通っている。

その費用が3割負担で1回3,830円(内訳は再診料、医学管理料、投薬料、検査料)である。

42日に一度を通院頻度だとすると1日当たり91円かかっていることになる。

 

ということで、薬によって寛解を維持するのに私が支払っている金額は

通院費+薬代で1日当たり261円という計算になる。

 

これをどう見るかは人それぞれあると思うが、

・不摂生がたたって病気になったかもしれないという自分への戒め

・活動期の時の身体的・精神的はつらさ

という2点から261円/1日というのは私は安いと考えている。

 

【大腸鏡検査】

ここまでは寛解を維持できていて、血液検査と問診で「異常なし」と判断され続けた場合の金額である。

体調に異常が出ると、大腸鏡検査(内視鏡検査)や薬の変更、場合によっては入院が必要になる。

まずは大腸鏡検査にかかる費用を書いていく。

 

〇 事前診療費用:3割負担で460円(初診料、医学管理料、検査料)

ここに書かれている検査料は検査前に腸の中をきれいにするための下剤、排便促進剤?のことである。(これを検査当日に飲むのがまた辛いのだが…)

ムーベン配合内用液 - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)

ピコスルファートナトリウム内用液0.75%「日医工」 - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)

 

検査費用:3割負担で17,120円

私は2回大腸鏡検査を受けたことがある。

うち1回は入院費に含まれてしまっているので、日帰りで受けたときの金額を記載した。

この金額には再診料、検査料、病理診断料が含まれている。

 

〇 追加の薬代

私は症状が再燃した際に入院中は点滴で、退院後は飲み薬でステロイド剤の投薬を受けた。

飲み薬としてはプレドニン錠5mg:9.8円/錠を2か月程度服用した。

入院費に含まれない服用数は150錠だったので、合計1,470円となる。

プレドニン錠5mg - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)

 

【入院費用】

上述の通り、症状が再燃した際に合計12日間入院した。

主な目的は食事制限(および栄養の点滴)、ステロイド剤の点滴投与であり、外科手術は行っていない。

その費用は食事代、薬代、入院前の大腸鏡検査などの諸費用込みで162,000円であった。

11泊12日の入院だったので1日当たり約13,496円となる。

 

【実際のところ】

領収書や診療明細書の金額を素直に記載すると上記のような金額になるが

実際は以下のような要素によって自己負担額はもう少し小さくなっている

〇高額療養費制度

高額な医療費を支払ったとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)

〇医療費控除

No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)|国税庁 (nta.go.jp)

→歯科や皮膚科にもかかっていることもあり、医療費控除はここ3年申請している。

医療保険

全労済

 

なお、潰瘍性大腸炎は国の指定難病になっているため申請すると医療費の助成を受けられる

私の場合は現状で医療費が自己負担上限額を超えていなので申請は見送っている。

今後症状が悪化して医療費が高額になることがあれば下記の申請も選択肢の1つになる。

潰瘍性大腸炎 医療費の助成制度|IBD LIFE (ibd-life.jp)

 

 

※ 食生活について

ジャンクフードばかり食べていた頃と比べて

健康を維持するため家で食べる食事の費用は上がっているようにも感じている。

しかし、

・病気を患う前は家計簿をつけていなかった

・コロナ禍および健康維持のために外食の頻度が減った

ことで「潰瘍性大腸炎を患ったために上昇した食費」を定量化できないので何とも言えない。

 

【まとめ】

潰瘍性大腸炎になってどのくらいお金がかかっているのかを書いてみた。

私は幸いにも2年以上寛解を維持できており、そんなに高くない金額で済んでいる。

(年間にすると10万円近くかかっているのでなくなれば嬉しいのだが)

難病申請している方、日常の症状が重く薬をもっとたくさん服用している方、残念ながら症状が悪化して手術が必要になった方などもいらっしゃるはず。

また、症状が重い方は仕事ができなくなったりする場合もあり、経済的な負担は患者さんによって様々だと思うが

あくまで一例として今回の記事が参考になればよいと考えている。

 

将来的にはこの病気の原因が明確化して治療法が確立し、

上記の金額がゼロになることを祈るばかりである。

 

今回は以上です。

潰瘍性大腸炎 食生活編

今回は潰瘍性大腸炎発症から3年半が経って

2年ちょっと寛解を維持している自分の食生活を書いていく。

寛解維持できているのは薬の効果かもしれない

食生活が合う/合わない、及び症状への影響には個人差があることに留意いただきたいが、

他の患者さんが参考にできる事例を1つ増やすことを目的として投稿する。

 

【前提・現状】

〇発症      :2018年末

〇入院歴     :2年くらい前に2週間。ステロイド投薬歴あり。

〇現在の服薬状況 :イムラン(1錠/日)、メサラジン(8錠/日)

〇現在の体調   :退院後の腹痛は年に2~3回

〇体型      :身長170~175cm、体重:55~60kg

〇その他     :運動の頻度が高いので食べる量は意識的に多くしている。

 

【発症前の食生活】

〇好きな食べ物 :ラーメン、焼き肉

〇朝食     :コンビニのおにぎりと野菜ジュース

〇昼食     :会社の食堂。揚げ物があれば食べる(定食なので野菜はつくが)。

〇夕食     :寮の食堂で定食、仕事で遅い時はペヤングソース焼きそば超大盛。

〇その他    :

・平日はエナジードリンクを1日1缶常飲

・テニスの試合に出た後は必ずラーメン

・お酒は日常的には飲まない、飲み会の時だけ場を楽しめる程度に。

 

入院した後は以下の点を反省点として挙げ、食生活の改善を試みた。

〇かなり高脂質

〇野菜をほとんど食べていない

〇食物繊維や乳酸菌をほとんど摂取していない

 

特にペヤングソース焼きそば超大盛は1食で脂質が50gを超えるので

(大好きな食べ物なので「断腸」の思いで)食べるのをやめることにした

 

【食生活最適化:退院直後3か月くらい】

とにかく体に悪そうな食事は全部やめることと、自炊をすることを意識した

〇朝食:バナナ、ヨーグルト、野菜ジュース、納豆

〇昼食:サラダチキン、温野菜、白米

〇夕食:魚料理、白米、温野菜

〇その他:油を使うときは全てオリーブオイル

 

緊急事態宣言中に退院したので、暇な時間を活かして自炊を習慣化できたのは幸いだった

しかし、この食生活は健康的な反面、正直なところ味気なかった。

よって今は健康的な範囲内で食に楽しみを見出すことを意識している。

 

【食生活最適化:退院半年後~現在】

現在は以下のような考え方で食生活を構築している。

〇肉は食べ過ぎない。鶏肉か豚肉で脂身が少ない部位を選ぶ

お酒は飲まない

〇夕食に必ず野菜を入れる、キノコ類をたくさん食べる(「菌活」です)。

〇揚げ物もOK。自分で作る時はオリーブオイルを使う。

「体に悪そうなもの」も食べたい時は食べてよい。

 ただし健康に食べる方法を考える。(量を少な目にする、続けて食べないなど)

 

到達した食生活はこんな感じ。

〇朝食:

・ブルーベリー入りヨーグルト or 豆乳かけオールブラン

・バナナ

・ゆで卵

・納豆

・わかめの味噌汁(リンゴ酢入り)

・トマトジュース

 

〇昼食:(基本的に在宅勤務なので自炊)

・サラダチキン

・パスタ(野菜多目のペペロンチーノ or にんにくトマトソース)

※週1~2の出社時は食堂で好きなものを食べる。

※最近は暑いのでソーメンとかそばも食べる。

 

〇夕食:

・白米 or 玄米 1合

・鶏肉 or 豚肉の料理1品

・野菜(キノコをたくさん入れる)

※ニンニクと長ネギが大好きなので、夕食には必ずと言っていいほど登場する。

 

〇間食:

・ミックスナッツ

・グラスフェッドのホエイプロテイン

・インスタントコーヒー、麦茶、フルーツジュース

 

【食生活最適化:今後の改善点】

魚を食べる機会が少ない。(肉に比べて値段が高いのが理由です…)

〇白米→玄米にするかもち麦を入れる。食物繊維を摂るため。

〇カルシウムが足りない気がしている。(定量化はできていないが)

 

【食生活に関する心持ち】

娯楽としての「食事」と健康維持を両立するために意識していることは以下の通り。

 

<栄養バランスについて>

〇タンパク質をたくさん摂る。

〇食物繊維をたくさん摂る。

 

<外食について>

〇1人で外食はしない(会社の食堂除く)。

〇友人と外食する時は入った店で食べられそうなものを食べる。

〇外食の後は食物繊維を多めに摂る。(こんにゃく畑とかでもよい)

〇病気のこと、お酒を飲めないことを周知しておく。

 (飲み会には参加してノンアルコールで会話を楽しむ)

 ただし、特に親しい友人には過度に気を遣わないでほしいということも伝える。

 

<1人の食事を楽しむことについて>

〇おいしいものを食べる。

〇好きだけれど「体に悪そう」な食べ物もOKだが、2日続けて食べない/飲まない。

・炭酸飲料     :コーラ、ファンタ、ジンジャエール

エナジードリンク :モンスターエナジー緑、レッドブル

・アイスクリーム  :スーパーカップ

・チョコ菓子    :板チョコ、パイの実、チョコパイなど

・菓子パン     :アップルパイ、メロンパンなど

 

【最後に】

自分なりに試行錯誤して食事を楽しみにできるようにしているという点は

他の患者さんたちにも参考にしてほしいと考えている。

ラーメンと焼き肉、ペヤングソース焼きそばという自分にとって好きな食べ物トップ3を好きなだけ食べることができなくなったのは非常に悲しい。

その一方で食べられる範囲に美味しいものがあるし、症状が重い人よりはかなりラフな食生活で済んでいることは幸いである。

 

これから症状が再燃して辛い時期が来るかもしれないが

その時はまた試行錯誤して食生活を考えていきたい。

 

今回は以上です。

潰瘍性大腸炎 活動期到来と入院 編

最近、ツイッターで私と同じように潰瘍性大腸炎を患っている方をフォローし始めた。

自分以外の患者の日常を見つめる機会がなかったので新鮮であると同時に

重症の方のつぶやきを見ていると自分の将来も不安になる部分もある。

 

食生活など生活習慣を整えて寛解維持を願うしかない。

 

今日は潰瘍性大腸炎の症状がひどくなった時のことを書こうと思う。

 

【この記事で伝えたいこと】

潰瘍性大腸炎と診断されてから約1年、症状が激しくなり入院した

〇入院中の治療内容はステロイドの点滴治療だった

〇この時から免疫抑制剤の服用が始まり、それは現在も続いている

〇退院後のステロイド錠剤の服用は2か月ほどで終えることができた

 

【症状の悪化】

潰瘍性大腸炎と診断されてから

抗炎症薬のメサラジンを飲むだけでその他の生活は診断前と同じであったが、

その生活を1年間くらい続けたところで、腹痛が止まらなくなった。

 

原因になったかどうかはわからないが、

スキーに行ったときに、昼食にソーセージ丼、夕食に油こってりラーメン+餃子を

という消化器系の病気を患っているとは思えない食事をした週に腹痛が始まったことは

よく覚えている。

 

この時、数日で収まるのであれば病院には行かなかっただろうが

腹痛は10日も続き、病院に行く3日くらい前からは

1時間に2回も3回もトイレに行くような生活をしていた。

(これは会社に行くのに家を出るのも怖いくらいの頻度である)

 

もちろん、この時も医者から指示されていた薬(メサラジン1日6錠)は欠かさず服用していた。

それだけでは抑えられないくらいに病状が悪化したという解釈になる。

 

普段通っている総合病院に行ったところ、その日は専門医がいなかったことと

最短で内視鏡検査を受診できるのが5日後ということで予約を取って帰宅。

この症状まだ我慢しなきゃいけないのか…とがっかりしたが、仕方ないので我慢することに。

 

 

内視鏡検査】

2回目なので事前準備(下剤)については大した負荷に感じなかったのだが

初回と大きく異なったのは内視鏡挿入時の痛みだ。

大腸の炎症が激しくなっているせいか、鎮静剤なしでは耐えられないほどの痛みがあった。

おそらく、潰瘍性大腸炎に関連した痛みのNo.1はこの時の内視鏡検査だと思う。

(これから一生、これがNo.1であることを祈りたい)

例によって画面を見ながら医者の解説を聞く。

1年前に初めて検査した時よりも炎症の範囲が広がっていたそうで

「このまま入院してください」とその場で言われたほどの症状だったようだ。

 

選択肢がないので入院を承諾したが

1人暮らしですぐにフォローしてくれる人もいなかったので

1度自宅(幸い、病院から徒歩5分)に戻って入院に必要な生活用品や会社のパソコン、暇つぶしの本とかゲームを準備した。

 

突然仕事に穴を開けるのも気が引けたが、仕方ない。

その場で部長と課長にメールで2週間入院しますと報告した。

ここで全面的に心配・フォローに回ってくれた当時の職場の皆様には感謝するしかない。

 

【入院開始】

「このまま入院してください」と言われた時は手術でも必要なのではないかと驚いたのだが

治療内容は数日の断食+ステロイド点滴であった。

飲み薬で服用できる量を超えるステロイドの投薬が必要との判断だったようだ。

また、大腸を休ませる目的でその日から2日間は完全な断食(水だけはOK)となった。

断食中はラーメンyoutuberの動画を見て「いいなあ」と思っていたことは記憶に残っている。

なお、断食してるのに検便出してくださいという指示はフフッと笑える無茶ぶりだった。(病院としては極めて真面目な指示なのだが…)

 

点滴と断食の効果もあり、幸いにも入院初日から症状は治まってくれた。

入院自体にそこまで悪い思い出がないのは、症状がすぐに収まってくれたことが大きな要因だと考えている。(適切な治療をしていただけたということ)

 

【薬の追加】

入院時から服用する飲み薬も追加された。

抗炎症薬:メサラジンだけでは薬が足りなくなったと判断されたようで

免疫抑制剤イムランの服用が始まった。

メサラジンとイムランは退院してから2年以上経つ今も服用を続けている。

COVID-19やサル痘ウィルスなどが話題のこのご時世なので免疫抑制剤は1日も早く止めたいのだが…

 

【入院中の生活】

症状が治まっていたので3日目からは食事もできた。

食事さえできてしまえば、退屈なことを除けば辛いことは特にない。

(病院食なので物足りないとは感じたが…)

強いて言えば、ビタミンCの点滴は入れているときに点滴箇所が痛くなることくらいだった。

会社PCを持ってきていたので、可能な限りの業務対応をして

空いた時間はゲームをしたり寝たりと、社会人になってから1番まったり過ごすことができた気がする。

 

そして、退院直前に栄養士から食事指導を受けた。

ネットでは潰瘍性大腸炎の食事療法について内容・効果は諸説あるのだが

専門家の指導というのは信頼してよいものだと考えている。

この食事指導は今でも自分の食生活のベースになっており

今のところ寛解を維持できている。

 

【退院後】

退院して自宅に戻ったとき、まずは体重計に乗ってみた。

入院前の体重が58kgだったのに対して、退院直後は53kg。

文字通り病的な減り方をしてしまった。

健康的な食生活をしつつ、5kg増やすというのは自分にとっては簡単なことではなく

58kgに戻ったのは退院してから半年後のことだった。

 

また、退院後もしばらくは飲み薬(プレドニン)でステロイドの投薬が続いた。

お薬手帳を見てみると入院後1か月は20mg/日、その後2週間は15mg/日、最後の2週間で10mg/日だったようだ。

twitterで色々な方のつぶやきを見ていると、プレドニンをずっと飲み続けている方もいるようで

2か月ちょっとでステロイドを切ることができたのは幸運だったのだろう。

 

自分の中ではステロイドが切れたところで活動期到来を乗り切ったと思っているので

今回は以上にします。

潰瘍性大腸炎 発症編

先日、凶弾に倒れた安倍晋三内閣総理大臣
自民党の政治に関してここで何か言うつもりはないのだが
彼はおそらく「世界でも有数の有名な潰瘍性大腸炎の患者」であった。
他にも私が大好きなゲーム実況者であるもこうさん、
あとオリックスバッファローズの安達了一選手など
有名人でもこの病を患っていることを公表している方も多い。

安倍元総理は何か月も入院した過去があるのに加えて
総理大臣を辞任した遠因にはこの病気があるという説もある。
もこうさんは中学生の時からこの病気と付き合っているとのこと。

​私も潰瘍性大腸炎を患って4年近くになり、2年前には入院での治療も受けた。
幸いにも今は身体に合う薬を処方してもらって、
かつ入院した後は食生活を改善したことで2年以上は寛解を維持している。

今日はこの病気を発症した時のことを書いていこうと思う。


潰瘍性大腸炎についての一般的な説明はここでは省略するが
興味を持ってくれる人がいるのはありがたいことなので
wikipediaなどで調べてもらえると嬉しい。

【前提】
〇男性、2022年現在で30歳
〇26歳の時に潰瘍性大腸炎と初めて診断される。
〇入院治療を受けたことあり。
寛解維持が2年くらい、今は日々の食生活にはかなり気を付けているが
 友人と外食する時は割と好きなものを食べても大丈夫な状態。


【異変】

私はもともとお腹が弱く、大学の時から週に1度くらいはお腹を下していた。
(テニスの試合中に腹痛にならないか、いつも心配していた気がする)
なので多少の腹痛は日常の茶飯事であったのだが
ある日、初めての体調不良があった。それは血便である。
その時は特に腹痛などない日だったのと、
ちょうどトマトジュースにはまっていた時期だったので
特に気にしていなかった。

ただし、数日間も血便が続くとさすがにおかしいと思うわけである。
それでも消化器系が悪いというよりは痔とかそっちの方かと思っていた。
なにしろ、血便の症状を診てくれる町の病院を探して受診してみた。
受診の結果として、「大きな病院を紹介するので内視鏡検査を一度受けてください」とのことだった。


【検査】
繰り返すがこの時はまだ腹痛があったわけではないので
特に焦ることなく、検査の日を待った。

余談になるが、大腸の内視鏡検査の前に
下剤や腸の洗浄液?のようなものを飲んで
腸内を空にして表面が良く見えるようにする必要がある。
これがまた辛い。
前日の夜から何も食べられない空腹の状態で微妙に味がある
水で薄めた洗浄液を数時間で2Lくらい飲まないといけない。


初めての内視鏡検査そのものはそんなに辛くなかった。
正式な診察は次回の診察の時です、とは言われていたのだが
担当してくれた先生から「最近若い人に多い、原因がはっきりしない大腸の炎症です」と言われた。
また、「今はいい薬があるからそんなに心配しなくてよい」とも教えてもらった。

これも余談だが、検査を受けながら画面に映った自分の大腸の中の様子を見させてもらえた。
理系の人間だからか「あー自分の体の中ってこうなっているのか」と
検査を受ける立場ながらも実験を見ているかのような感覚だったことも印象深い。


​【診断】​
検査を受けたのは年末、12/28くらいだったので次の診察は年明けだった。
そこで初めて「潰瘍性大腸炎」という名前を聞くことになる。

医者から何と言われたのか正確には覚えていないのだが
電子カルテに書かれた最後の一文が「潰瘍性大腸炎と考えて矛盾しない所見です」
だったことはなぜかよく覚えている。


この時、私に伝えられた情報は以下。
〇原因不明で完治が定義されていないために、難病に指定されている病気であること。
〇薬をたくさん飲まなければならないこと
→発症当初は「メサラジン」という病気の治療薬を1日3回3錠ずつ飲んでいた。
〇最近、若い人に多い病気であること。
〇症状が落ち着いているときは食生活は特に今まで通りでよいこと。

【診断を受けて】
正直な感想は「自分がこんな病気かかるのか」というものだった。
特に完治が定義されていないという部分は驚いたし、多少堪えた。

一方で「まあこんな生活してたら病気の1つしても仕方ないな」とも思えていた。
というのも、当時は平日のプライベートは全て犠牲にして月80時間くらい残業していたし、
食生活は朝はコンビニのおにぎり、昼は食堂の定食、夜はペヤングの超大盛。
また、土日はテニスした後にラーメンを食べて帰るのが定番。
今考えると腸内環境最悪の生活である。

ストレスや食生活が潰瘍性大腸炎の原因であると特定されているわけではないが
腸内環境は間違いなく寛解している現在より悪かった、というのが
上記の文章の主旨である。


ここで後悔するとすれば
「症状が落ち着いているときは食生活は今まで通りでよい」という言葉を都合よく解釈して
先述の食生活を継続したことだ。
結果論かつ推測ではあるが、食生活のせいで私はさらに痛い目を見ることになる…。

【まとめ】
​血便→町医者から総合病院を紹介→内視鏡検査→診断→投薬(メサラジンのみ)治療​​
というのが私が初めて潰瘍性大腸炎と診断された時の流れである。
初期の症状だけで見れば、この病気にしてはかなりの軽症の部類だったと思う。
ここからしばらくは特に大きな症状の悪化はなく、生活していくことになる。

この時に適切な生活習慣に変えていたら重症化することはなかったのかもしれないが…。
症状が悪化した時の話はまた次回以降…。
今回は以上です。

転職活動 オファーレターに書かれていること編

2回目の梅雨明けを経て、夏が本格化してきた気がする。
今日は一人でハイキングしてきたのだが
結構混んでいて、この暑い中みなさん良く外に出るよなと…。

昨日までで転職活動で自分が経験してきたことを書いてみた。
今回は内定後に企業側が出してくれるオファーレターについて内容を書こうと思う。
画像を貼ってしまえば終わりといえばそれまでだが
さすがに身バレする可能性があるので、文章で書いてみます…。

【オファーレターとは何か】
オファーレター(労働条件通知書と内定通知書)とは
最終面接合格後に企業側が「この条件ならあなたを雇ってもいいですよ」と
条件を提示する書類のことである。

求人票に書かれているざっくりとした条件が
自分の年齢・経験と会社の制度や評価などから
具体的な労働条件に落とし込まれている。

書式は会社ごとに異なっていて、
箇条書きの場合もあれば表形式の場合もある。
また、ご丁寧に求人票の内容と対比させてくれている場合もある。

【オファーレターの内容】
〇 契約期間
正社員なら大体無期限となる。特に気になったことはない。

〇 労働時間
いわゆる「定時」の労働時間がかかれている。
普通の会社で正社員として働くなら8時間くらいで書かれている。

〇 勤務地
最初に配属される勤務場所が書かれている。
備考にはテンプレのように「転勤可能性あり」という記載はある。

〇 仕事内容
メーカーだったので担当する技術分野が書かれている。
これだけでは具体的な仕事内容はわからないが
面接のときに詳しく聞いていたので、困ることはない。

〇 勤務制度
フレックス勤務とかコアタイムの話が書かれている。

〇 休日・休暇
年間休日数と有休の付与日数が書かれている。
中途入社だと年休がどの程度付与されるかが入社月によって異なるので
ここは割と参考になる情報だと感じた。

〇 賃金
基本給・賞与・諸手当について書かれている。

社会保険
年金とか健康保険について書かれている。

〇 退職について
就業規則からの抜粋みたいな内容で退職について書かれている。
常識的な内容だと思う。

〇 組合について
組合があるところは加入時期について書かれている。
試用期間が終わったら入ってくださいね、というような感じ。


【オファーレターを読む時のポイント:賃金】
面接時まで得られない(オファーレターで初めて得られる情報)の中で
最も気になるのは賃金の部分だと思う。

注意点としては年収が理論値として記載されている
以下の理由で基本的に実際にもらえる年収は少なくなることに注意
ー入った直後のボーナスは満額もらえない
 (金額が査定対象の在籍期間に比例するため)
ー入社直後は残業が少ないが、理論値は全社平均の残業時間などのベンチマークで計算されているため

これを見誤ると転職した直後数か月の収入が減ってしまうので、
困ることがあるかもしれない。

また、転職先が日系のメーカーで年齢がアラサーだと
求人票に書かれている年収範囲の下限近くが提示されると思う
(例えば求人票に400-600万と書かれていたら、オファーレターの提示額は420万円)

日系メーカーの給与体系はアラサーくらいまでは年功序列であることが多い。
また、アラサーというのは第2新卒よりちょっと上くらいの年齢だ。
よって、「中途採用という枠でとれる年齢の下限」となり
求人票の下限近くの金額が提示されるということだ。

給与については「エージェントに頼めば交渉可能」とネットに書かれていることもあるが
自分のような状況で中途入社する場合は
年収交渉はかなり難しいのではないかと思う。
(自分はやっていないので、実際のところはわからないが)

そう思う理由は以下の通り。
ー先述の通りオファーレターは
 「この条件ならあなたを採用できます」という条件が書かれているものである。
ーおそらく人事や事業部の偉い人までの稟議が通過済みの条件である。

ということで、この時点で提示された年収に納得できない場合は
その会社の給与制度と自分が希望する条件とがそもそもマッチしていないということになるので
妥協して入社するか辞退するかを決めないといけない。
ここはかなり重要なポイントであるのでじっくり考えてほしい。

賃金に関する最後の注意としては
確定拠出年金を先にもらう分まで含めて記載されていることもある、という点。

何しろ、合計の年収がどんな制度に基づいて計算されているのかをしっかりと理解したうえで
現職の昇給テーブルまで含めて賃金に関する判断をすることをお勧めしたい。


【補足】
​​
住宅補助が出る場合は「手当」の欄に条件が書かれているが
寮とか借り上げの社宅がある場合はその条件は
私がもらったオファーレターに書かれていなかった。
(初期費用など含めて)
また、引越す必要がある場合の引越し代の負担なども別途確認する必要がある。
なぜこんなに重要な情報を書式にして出してくれないのか、と感じたものである。

寮や社宅に安く住めるということは年収が増えることに相当するし、
同じ金額を家賃補助もらうよりも所得税の観点で有利になるはず。
この辺りの情報が知りたい場合はエージェント経由または人事に直接問い合わせるのが良いと思う。
自分の場合も、上記の情報についてはエージェント経由で問い合わせを行い、
その条件含めて内定を承諾するかどうか判断した。


今回は以上です。​​​​​​​​

転職活動 やってよかったこと編

今週はまだやったことがない種類の仕事に手を付けたことと、
月曜日が休みだったのであっという間に週末を迎えたような感じがする。
やったことがない仕事が軌道に乗ってきた時に自分は喜びを感じるので
転職して「自分にとっての新しい仕事」ばかりになったのは嬉しいことだと思う。

昨日までに転職活動のの準備と流れを書いてきた。
今日は転職活動でやってよかったことを書いていこうと思う。

【この記事で伝えたいこと】
〇よほど志望度が高くない限り、1社だけの内定で転職を決めるより複数の会社のオファーを見た方が良い
〇チームプレーができることはどの会社でも喜ばれる
〇仕事での夢を語ることは面接官に刺さるかも
〇今の仕事に少しでも変えたいところがあるのなら、とりあえず転職活動をしてみるべき

【前提】
学歴:私立の大学院を修士で脱獄、専攻は物理
職歴:メーカー研究開発職、約5年
年齢:アラサー

【転職活動の概要】
2021年2月~4月    転職活動1回目 3社から内定を得たが、前職に留まる
2021年9月~11月  2社から内定を得て、そのうち1社に転職

【転職へのモチベーションのレベル】
前職に大きな不満があったわけではないが、
スキルアップと新卒でやりたかった製品分野へチャレンジするチャンスがあるなら転職したかった


【やってよかったこと① 1社の内定で妥協しなかった】
全部で5社内定をいただいた中で、「選考に通ったことが最も嬉しかった」のは1社目だった。
業界、仕事内容は1番やりたかったことに近かったし、勤務地も申し分なかった。
でも想定年収の提示額は求人には記されていた年収範囲のほぼ下限であって、
希望額からは70万円程度の開きがあった。

評価が低かったわけではなさそうで、
当時の年齢をその会社の昇給テーブルに載せて、かつ上位の査定くらいの職能にしてくれた
と言っていたので、制度およびほかの社員との整合性を考えると仕方なかったのだと思う。


ここで希望する条件を冷静に振り返って、
初内定の勢いで入社しなかったことは良かったと思っている。
その後により良い条件(全条件が希望の範囲に入る)をオファーしてくれた会社があったためだ。

​なお、1社目で配属予定として紹介されたのは半導体関連の部署だったので、
入社していれば半導体バブルにあやかれたかも…と感じてはいるが。​


上記の経験から、1社の内定だけで転職活動を終わらせず
複数社のオファーを見て決めることをオススメしたい。


【やってよかったこと② チームプレーができることをアピールした】
未経験のスキル・知識が求められる求人に応募していたのだが
取り組むのは大手メーカーでの研究・開発である以上、
喜ばれる仕事の進め方というのは共通すると思う。

それは「他人を巻き込んでチームプレーができること」と考えていた。

幸いなことに、前職では開発の部署にいながらも
営業/マーケティング/QA/製造まで広くやり取りしないと
進まないような仕事にアサインされていたので
周りの人と協力する中で自分のやるべきことを進める、という経験はたくさんあった。

面接で仕事内容や工夫したことをプレゼンする時には
どのようにして周りの人に協力を仰いで成果につなげたか、
という観点を表に出して説明してみた。
ここから話を広げてもらえることが多かったので、よい観点だったのだと思う。


​【やってよかったこと③ 夢を語ってみた】​
最終的に入社した会社(現職)の面接では
「入社した後の目標とかビジョンはありますか」という質問に対して
ノーベル賞を取れるような研究にかかわる製品を開発したい」と言ってみた。

これだけだと漠然としているので、
〇〇社の△△という製品がノーベル賞に貢献したエピソードに憧れます、
という具体例も添えて。

(研究開発を仕事にするにあたって、大きな成果を残したいと考えるのはありがちだとしても)
転職活動中は学術的に大きな成果を出せる研究にかかわれる、という軸は持っていなかった。
よって面接で話す内容として上記の発言を準備していたわけではなく、その場の思い付きに近かったのだ。

アディショナルで本質的ではない質問だと思っていたこともあり、
内定通知をもらった時は上記の発言が決め手になったとは思っていなかった。
しかし、面接官だった現在の上司から
「スキルとしては他の応募者から劣っていたが、何かやってくれそうだと思わせてくれた」
と飲み会の時に言われて、夢を語ることは結構ウケが良かったのだなと感じた。

夢を語ったことをプラスにとらえてくれる上司・職場に当たったことは素直に嬉しいし、
それが採用に直結したのであれば、少しクサい発言をした甲斐があったというものだ。


【やってよかったこと④ 転職活動を始めてみた】
転職活動を始めた、本当に最初のきっかけは「気が向いたこと」だ。

前職で携わっていた製品分野が何十年も続くことはないと思っていたことと、
新卒の時に希望していた技術には携わっていなかったために
どこかでキャリアチェンジをしたいと考えていた。

その間口が広いのは30歳なる前くらいまでかなとぼんやり考えていて
結果的に転職しなくてもよいから、とりあえずやってみよう
​ということで思いついたその場(たしか、全職場の実験室にいたとき)でエージェントに登録した。​

そんなきっかけで始めた転職活動の結果として
現職場に入社してスキルと知識を伸ばししながら仕事をできている。

転職活動に限らないのかもしれないが、まず始めてみるといいことあるかも
というのは読んでくれている人たちには伝えておきたい。

【まとめ】
自分なりに書類選考通過後の内定率が100%だった要因を考えて
やってよかったことを書いてみた。

一方で内定をもらえたのは時の運といえる部分もある。
例えば「このポジションにこの期日までに人を増やさなければならない」と
部署のタスクとして決まっている場合があり、
そこに自分しか応募がなければ内定をもらえる確率が高いわけだ。
​​​​​​​
やってみるといいことがあるかも、という意識で転職活動をしてみるとよいのではないだろうか。

今回は以上です。

転職活動 選考の流れ編

前回の「転職活動 準備編」に続いて今回は「選考の流れ編」を書いていく。

【この記事で伝えたいこと】
〇書類選考に受ける側の負荷はほとんどないのでどんどん応募すべき
〇面接は新卒の場合と違って落とすための選考ではなく採るための選考をしてくれた
〇最終面接は「偉い人」から決意を問われるような質問を受けた
〇希望の就業条件は妥協せずに伝えるべき(エージェント経由でも面接のときにでも)
 それも含めてマッチングである
〇お断りの理由を添えて入社辞退の連絡をすると、その理由を解消できるか検討してくれる企業もある


【前提】
学歴:私立の大学院を修士で脱獄、専攻は物理
職歴:メーカー研究開発職、約5年
年齢:アラサー

【転職活動の概要】
2021年2月~4月    転職活動1回目 3社から内定を得たが、前職に留まる
2021年9月~11月  2社から内定を得て、そのうち1社に転職

【転職へのモチベーションのレベル】
前職に大きな不満があったわけではないが、
スキルアップと新卒でやりたかった製品分野へチャレンジするチャンスがあるなら転職したかった



【① 書類選考】
エージェントから紹介してもらえる求人で良さげなものに片っ端から選考申し込みをしていく。
といってもこの段階では自分の作業はほとんどなく、
エージェント経由で作成済みの職務経歴書と履歴書を提出するだけである。

ちなみに提出書類はどの会社もすべて同じ内容で提出した。
エージェントに「会社ごとに内容を変えなくてよいのか」と質問したが、
​新卒の就活とは異なり提出書類を会社ごとに変えるのは一般的ではないようだ。​​
つまり、書類選考の時点では志望理由などは全く問われていないということであり、
求人内容と応募者のスキル/経歴がマッチするかどうかが重視されていると解釈している。


2回の転職活動で合計30~40社くらい出したと思う。
(転職会社のマイページに応募履歴があったはずだが、もう1年から1年半近く前のことなのでデータが消えていた。)

そのうち書類選考通過が合計で6社、通過率は1/5~1/6といったところだろうか。

エージェントから書類通過率の統計的な値を聞いた気もするが、メモが見当たらない…。​


【②webテスト
書類選考が終わると面接前にwebテストを課される場合があった。
(私がテストを受けたのは書類選考通過6社のうち2社)
内容は新卒での就職活動時と変わらないものだった。
「半分くらいしかできなかったな」と思っても2社とも通ったので、おそらく基準はそこまで高くないのだろう。
学力で落としたいならもっと難しい、凝ったテストを用意するはずとも思った。

【③1次面接】
形式は会社によってオンラインの場合も対面の場合もあった。
5社全てで面接の回数は2回(1次面接と最終面接)。

ちなみに2社から「オンラインと対面のどちらがよいですか?」と聞かれたので
「オンラインがよいです」と回答した。

1次面接は求人が出ている部署の部長~課長クラスの方と人事の方で合計2~4名。

どの会社においてもプレゼンするように求められたのは
自己紹介、職歴、これまでの仕事で苦労したことやオリジナリティを出したこと
といった至って普通の内容。
質問内容に奇をてらったものはなく、経験や考えを素直に話せばやり取りが続いた。

特に苦労に対する解決策やオリジナリティの内容を深堀してくれた。

守秘義務を順守しつつ語らなければならないのは難しいところだが、
自分の仕事について説明するのは楽しかったことを覚えている。


新卒の就活との違いとしては
専攻する側の人間も自己紹介/会社紹介/部署紹介を丁寧にしてくれることと
「あなたの今の話を聞いて、弊社ではこのような仕事をしてもらうと活躍できそうだね」と
採用を前提としたような発言をしてくれることだ。

もちろん会社や事業の情報は面接準備として調べていたのだが、
部署での仕事内容という現場にいないとわからない情報を出してくれるのはありがたかった。
​ここにも求人と応募者のマッチングを重視する意図が見えたと思う。​​



面接の最後に希望する就業条件について人事の方から質問があった。
素直に希望の年収と勤務地(エージェント経由で事前に伝わっているものとみられるが)、
あと持病の関係で長期の海外出張や駐在は避けたいことを伝えた。
先述の通り「現職継続でも別にいいか」くらいのモチベーションで活動していたので
希望の条件は遠慮なく伝えていた。


【④最終面接】
最終面接は事業部長クラスの方と人事の偉い人、+人事の若い人というような構成だった。
そして1次面接と同じようなプレゼンを口頭で行う。

その後に質疑応答における1次面接との違いとしては、
仕事の具体的な経歴よりやスキルよりも
仕事で苦労した時のメンタリティとか
「未経験の仕事をゼロから頑張る決意はありますか?」
というような気持ちの面の質問が多かったことだ

おそらく、1次面接を通過した時点で現場レベルでは採用はOKで、
最終面接に出てくるいわゆる「偉い人」が採用稟議を承認してよいか
判断するような質問をしてきた、ということだと解釈している


私の​年齢(アラサー)は第2新卒を除いた転職市場では若い部類に入っていたこともあるだろう​



【⑤結果の通知とその後】
ありがたいことに、面接を受けた5社からはすべて内定をいただいた。
1社だけは最終面接終了時にその場で「偉い人」から内定を伝えられ、
他の4社は最終面接の翌日ないし2日後にエージェント経由で内定の連絡があった。
内定通知と同時に就業条件が記載された書類も同時に受け取り
そこから大体1週間程度で入社するかどうかの回答期限が設定された。

回答期限についてはエージェントに交渉してもらって数日伸ばしてもらったことがある。
2社の選考を同時期に受けていて、遅れて選考を受けた会社の最終面接の結果を見て決意したかったためだ。​​​​

 

ある会社は「条件は良いのだが、やっぱり勤務地だけがネック」という理由を添えて
​お断りの連絡を入れたところ​
​「別の事業所(私の希望に近い)で採用できないか検討するので数日ください」という回答をくださった。​
結局、別部署での採用はかなわず入社を見送ることにしたのだが、
こんなパターンもあるのか、と驚いたことを覚えている。​​



【まとめ】
メーカーの研究開発職ばかり受けたせいか、選考の流れはどこも似たり寄ったりだった。
面接を受けるたびに回答は洗練されてくるもので、
同じような質問に対する受け答えはどんどん上達した気がする。
仕事をしながら面接を受けるのは大変かもしれないが、
このご時世オンライン面接が可能な場合もたくさんあるので​​
転職活動だからこそたくさんの会社に応募して選考を受けてみることをオススメする。

今回は以上です。