人生でテニスの実力が伸びた要因だと思っていること
昨日は会社の先輩に誘われて朝からテニスの練習だった。
レベル高くて楽しかったけれど暑さにやられて9時~11時でヘトヘト。
大学生の夏休み×3(2~4年、1年生時は球拾いだった)は
週7回、4時間この暑い中練習していたのかと思うと、過去の自分を尊敬する。
また、この週7の練習でダブルスをやり込んだことで、
引退から10年弱経過した今でもボレーが得意で単複ともに得点源になっている。
今回は約20年のテニス人生で人生で実力が伸びた要因だと思っていることを
年代別に書いていく。
【この記事で伝えたいこと】
〇中高ではラリー練習と走力系のトレーニングを量を優先してこなすことで、体力と粘るプレーを獲得できた。
〇大学ではダブルス練習を徹底的にこなすことで、ダブルスの動き方とボレーを習得できた。シングルスでもサーブからネットに出ることを覚えた。さらに、体力勝ちするテニスを覚えた。
〇社会人ではオムニコートの試合でスライスを意識的に使うようになったことで、ネットに付く展開のバリエーションを広げることができた。
【前提】
〇テニス歴20年
〇小学生:地域のテニススクール(選手コースではない)
〇中学生:元プロコーチのPL(4~5人)、テニススクール継続
〇高校生:部活+コーチのPL継続、スクールはやめた
〇大学生:体育会テニス部
〇社会人:会社のテニス部、テニスオフ/テニスベアなどで練習
最近の戦績は東京都の某市民大会で準優勝、実業団リーグのそこそこ上の方で勝率8割くらいといったところ。
【小学生】
小学生の頃はテニスを始められたのが一番良かったことだ。
あとはスクールの友達がコーチを紹介してくれて、中~高でレッスンを受けられたこと。
【中学生】
私が通った中学校はテニス部がなかったので、週3回のPLと週1のスクール通いをしていた。
PLでは徹底的にコート内を走り回る力を鍛えてもらった。
・対面サイドステップ
・しゃがんだ状態からコート前後ダッシュ
・コーチ半面ボレー vs 全面ストローク
このおかげか高校、大学、社会人と自分よりコートカバーリングが良い選手は同じチームにいなかった。
(関東で本戦行くような選手やインターハイ経験者も含めて)
100本ミスしたら最初からやり直しのラリー練とか、5人が1人ずつセカンドサーブを打ち続けてフォルトしたら全員でランニングとか
プレッシャーの中でボールをコートに入れる練習もたくさんしていた。
このことで中ロブで粘ってミスをしないだけでシングルスは2回3回勝てるということも学んだ。
【高校生】
高校の部活に入って団体戦とダブルスの試合を初めて経験した。
シングルスの個人戦とは異なり、自分のプレーが他の誰かの勝敗に繋がる経験を得ることができた。
あとはランニングは常に1番に走っていて、基礎体力は高校でも向上したと思う。
プレーとしてはラリーを長く続けられるようにはなったが、大きな変化をすることができなかった。
【大学生】
何といってもダブルスの練習に尽きる。
夏休みは球出しスマッシュ50球をやった後にダブルスの形式練習を6人で2時間回していた。
・ツーアップ vs ツーアップ
・雁行 vs 雁行
・雁行 vs 並行
・ツーバック vs ツーアップで突き上げ
・サーブ & ボレー
高校まではダブルスからっきしダメだったのだが、
大学2年生で上の練習を40日くらい続けたらダブルス全般の動きと前衛での得点率がかなりよくなった。
何より自信をもってサービスダッシュをできるようになったのは価値のある進歩だったと感じる。(シングルスも含めて)
振り回しをたくさんやったことに加えて
トレーニングもランニングとコートカバー系は全力で取り組んだので
さらに体力を向上させることができた。
そして、高校生の時の戦績では明らかに自分より上の相手にも勝ち星が付くことが出てきた。
大学に入って8ゲームや3セットマッチの試合をすることになり、
体力とかフットワークのようにボールを打つ部分以外のところで
勝負ができるようになったためだと思っている。
【社会人】
学生の時よりオムニコートでの試合が多くなって、スライスを打つ頻度が増えた。
中学の時から打ち続けた中ロブに加えて
フォアバック両方のスライスを意識的に打つことで
ネットに付くバリエーションが広がり、シングルスが強くなった。
加えていわゆる「おじさんテニス」を相手にすることが出てきたので
基本的に守ってばかりだったテニスに自分から攻撃するメンタルが加わった気がする。
【まとめ】
中高大で反復練習を徹底的に行ったことで基礎体力、ミスをしないテニス、ボレーを習得できた。
武器を獲得するには短期間に質より量を求めて反復練習するのが1番効果的と思う。
質より量の時期にフォアとサーブで強いボール打つことを覚えるべきだった、というのは後悔している点である。
今回は以上です。