転職活動 選考の流れ編
前回の「転職活動 準備編」に続いて今回は「選考の流れ編」を書いていく。
【この記事で伝えたいこと】
〇書類選考に受ける側の負荷はほとんどないのでどんどん応募すべき
〇面接は新卒の場合と違って落とすための選考ではなく採るための選考をしてくれた
〇最終面接は「偉い人」から決意を問われるような質問を受けた
〇希望の就業条件は妥協せずに伝えるべき(エージェント経由でも面接のときにでも)
それも含めてマッチングである
〇お断りの理由を添えて入社辞退の連絡をすると、その理由を解消できるか検討してくれる企業もある
年齢:アラサー
【転職活動の概要】
【転職へのモチベーションのレベル】
前職に大きな不満があったわけではないが、
スキルアップと新卒でやりたかった製品分野へチャレンジするチャンスがあるなら転職したかった
【① 書類選考】
エージェントから紹介してもらえる求人で良さげなものに片っ端から選考申し込みをしていく。
といってもこの段階では自分の作業はほとんどなく、
エージェント経由で作成済みの職務経歴書と履歴書を提出するだけである。
2回の転職活動で合計30~40社くらい出したと思う。
(転職会社のマイページに応募履歴があったはずだが、もう1年から1年半近く前のことなのでデータが消えていた。)
【②webテスト】
書類選考が終わると面接前にwebテストを課される場合があった。
(私がテストを受けたのは書類選考通過6社のうち2社)
内容は新卒での就職活動時と変わらないものだった。
「半分くらいしかできなかったな」と思っても2社とも通ったので、おそらく基準はそこまで高くないのだろう。
学力で落としたいならもっと難しい、凝ったテストを用意するはずとも思った。
【③1次面接】
形式は会社によってオンラインの場合も対面の場合もあった。
5社全てで面接の回数は2回(1次面接と最終面接)。
1次面接は求人が出ている部署の部長~課長クラスの方と人事の方で合計2~4名。
どの会社においてもプレゼンするように求められたのは
自己紹介、職歴、これまでの仕事で苦労したことやオリジナリティを出したこと
といった至って普通の内容。
質問内容に奇をてらったものはなく、経験や考えを素直に話せばやり取りが続いた。
特に苦労に対する解決策やオリジナリティの内容を深堀してくれた。
新卒の就活との違いとしては、
専攻する側の人間も自己紹介/会社紹介/部署紹介を丁寧にしてくれることと
「あなたの今の話を聞いて、弊社ではこのような仕事をしてもらうと活躍できそうだね」と
採用を前提としたような発言をしてくれることだ。
面接の最後に希望する就業条件について人事の方から質問があった。
素直に希望の年収と勤務地(エージェント経由で事前に伝わっているものとみられるが)、
あと持病の関係で長期の海外出張や駐在は避けたいことを伝えた。
先述の通り「現職継続でも別にいいか」くらいのモチベーションで活動していたので
希望の条件は遠慮なく伝えていた。
【④最終面接】
最終面接は事業部長クラスの方と人事の偉い人、+人事の若い人というような構成だった。
そして1次面接と同じようなプレゼンを口頭で行う。
その後に質疑応答における1次面接との違いとしては、
仕事の具体的な経歴よりやスキルよりも
仕事で苦労した時のメンタリティとか
「未経験の仕事をゼロから頑張る決意はありますか?」
というような気持ちの面の質問が多かったことだ
おそらく、1次面接を通過した時点で現場レベルでは採用はOKで、
最終面接に出てくるいわゆる「偉い人」が採用稟議を承認してよいか
判断するような質問をしてきた、ということだと解釈している。
私の年齢(アラサー)は第2新卒を除いた転職市場では若い部類に入っていたこともあるだろう
【⑤結果の通知とその後】
ありがたいことに、面接を受けた5社からはすべて内定をいただいた。
1社だけは最終面接終了時にその場で「偉い人」から内定を伝えられ、
他の4社は最終面接の翌日ないし2日後にエージェント経由で内定の連絡があった。
内定通知と同時に就業条件が記載された書類も同時に受け取り、
そこから大体1週間程度で入社するかどうかの回答期限が設定された。
お断りの連絡を入れたところ
【まとめ】
メーカーの研究開発職ばかり受けたせいか、選考の流れはどこも似たり寄ったりだった。
面接を受けるたびに回答は洗練されてくるもので、
同じような質問に対する受け答えはどんどん上達した気がする。
仕事をしながら面接を受けるのは大変かもしれないが、
このご時世オンライン面接が可能な場合もたくさんあるので
転職活動だからこそたくさんの会社に応募して選考を受けてみることをオススメする。
今回は以上です。